月次点検で使うクランプメーターは、用途によって使いやすさがかなり変わります。
私が普段使っているのは、共立2433と日置CM4001の2台です。

結論からいうと、
- 負荷電流を測るなら共立2433
- 漏れ電流を測るなら日置CM4001
という使い分けがしやすいです。
どちらか一方が完全に上というより、得意な場面が違います。
この記事では、現場で使って感じている違いをまとめます。
共立2433の良いところ
共立2433の良いところは、口径が大きめで負荷電流を測りやすいところです。


月次点検では、盤内の配線や幹線の電流を確認することがありますが、ある程度余裕を持って挟めるので使いやすいです。
細かいスペックよりも、現場では「挟みやすいかどうか」がかなり大事だと思っています。
特に、負荷電流を日常的に確認する用途では共立2433は使いやすいです。
私も電流測定ではこちらを使うことが多いです。
日置CM4001の良いところ

日置CM4001の良いところは、小さくて軽く、狭い場所でも挟みやすいところです。

漏れ電流の確認では、接地線や限られたスペースでクランプしたい場面があります。
そういう時は、CM4001のコンパクトさがかなり助かります。
また、漏れ電流測定は少し取り回しの良さが欲しいので、漏れ電流を見る用途ではCM4001の方が便利だと感じています。
共立2433の気になるところ
共立2433は負荷電流には使いやすいですが、漏れ電流を細かく見たい場面ではCM4001の方がやりやすいと感じることがあります。

また、口径が大きめとはいっても、負荷線3本をまとめて挟むには厳しい場面もあります。
現場によっては、もっと大きい口径のクランプが欲しくなることもあります。
日置CM4001の気になるところ
日置CM4001はコンパクトで便利ですが、そのぶん大きめの配線や3本まとめて測りたい場面では余裕が少ないです。
漏電探査などで負荷線3本をまとめて確認したい時は、CM4001だけでは厳しいと感じることがあります。
そのため、漏れ電流はCM4001、3本まとめ測定は大口径クランプという使い分けが理想です。
実際の使い分け
私の場合は、普段の月次点検ではこのように使い分けています。
- 負荷電流の確認:共立2433
- 漏れ電流の確認:日置CM4001

この2台があると、それぞれの得意な場面に合わせて使えるので便利です。
ただし、漏電探査で負荷線3本をまとめて測りたい時は、2433やCM4001でも厳しいことがあり、大口径クランプが欲しくなる場面があります。
どっちがおすすめか
どちらを選ぶかは、何を重視するかで変わります。
負荷電流をメインで測るなら共立2433が使いやすいです。
一方で、漏れ電流をメインで見るなら日置CM4001の方が便利です。
もし月次点検で幅広く使うなら、2台を使い分けるのがいちばん実用的だと思います。
まとめ
共立2433と日置CM4001は、どちらも現場で使いやすいクランプメーターですが、得意な用途が違います。
- 共立2433は負荷電流向き
- 日置CM4001は漏れ電流向き
実際の現場では、どちらが優れているかというより、どの測定をしたいかで選ぶのが大切です。
これからクランプメーターを選ぶ方は、自分の現場で多い測定が何かを基準に考えると選びやすいと思います。


