停電点検後の復電確認では、ブレーカーの負荷側まで正常に電圧が送られているか確認しています。
今回はブレーカーのカバーが大きく、測定端子まで距離があるタイプでした。
普段はHIOKI DT4224で電圧確認
私が普段使用しているテスターはHIOKI DT4224です。
コンパクトでマグネットが付いているため、キュービクルに貼り付けながら測定でき、表示も見やすく気に入っています。
しかし今回は、測定ピンをカバーの穴へ差し込んでも端子まで届きませんでした。そのため電圧が表示されず、負荷側の確認ができませんでした。
【写真】ブレーカーをDT4224で測定しようとしているが、測定ピンが届かず表示されていない様子

【写真】DT4224の測定ピン

カバーを外して測定することも考えましたが、余計な作業が増えてしまいます。
そこで思い出したのが、絶縁抵抗測定で使用しているメガーです。
HIOKI IR4052-50なら測定ピンが届いた
私が使用しているメガーはHIOKI IR4052-50です。
測定ピンがDT4224より長いため、カバー越しでも端子まで届きました。
今回はアース側もワニ口クリップではなく、測定ピンへ付け替えて使用しています。
その結果、ブレーカーの負荷側電圧を問題なく確認できました。
【写真】IR4052-50でブレーカーを測定している様子(電圧が表示されている)

【写真】IR4052-50の測定ピン

小さいブレーカーならDT4224が使いやすい
もちろん、すべての現場でメガーが必要というわけではありません。
小さいブレーカーであれば、DT4224の測定ピンでも十分届きます。
また、DT4224はマグネット付きなので、キュービクルへ貼り付けた状態で測定でき、表示も確認しやすく作業しやすいです。
【写真】小さいブレーカーをDT4224で測定している様子(キュービクルへマグネットで固定)

まとめ
今回の現場では、ブレーカーのカバーが大きかったため、普段使用しているHIOKI DT4224では測定ピンが届きませんでした。
そのような場面では、測定ピンが長いHIOKI IR4052-50が役立ちました。
現場によって設備の形状はさまざまです。
今回のように、工具ごとの特徴を活かして使い分けることで、スムーズに電圧確認ができました。
使用した工具
HIOKI IR4052-50
今回のようにカバーが深いブレーカーでも測定ピンが届きやすく、低圧設備の絶縁抵抗測定だけでなく、電圧確認でも活躍しています。
HIOKI DT4224
普段の電圧確認で使用しているテスターです。
コンパクトでマグネット付きのため、キュービクルへ貼り付けながら測定でき、表示も見やすく使いやすいテスターです。


