【HIOKI IR4052-50】FUSE表示が出たのでヒューズを交換|SIBA FF500mA 1000V

測定器

仕事で使用している絶縁抵抗計(メガー)のHIOKI IR4052-50。

絶縁抵抗測定だけでなく、低抵抗測定もできるので、接地線の導通確認などにも使用しています。

今回、低抵抗測定回路に電圧が印加されたことで、IR4052-50の保護用ヒューズが溶断しました。

幸い本体に故障はありませんでしたが、画面に「FUSE」と表示され、低抵抗測定ができない状態になりました。

そこで、IR4052-50に使用されているヒューズを確認し、新しいものに交換しました。

今回は、実際に購入したヒューズと交換方法を紹介します。

【写真:IMG_3137 画面に「FUSE」と表示されているIR4052-50】

IR4052-50に「FUSE」と表示

ヒューズが溶断した状態でIR4052-50を低抵抗測定に切り替えると、画面に大きく**「FUSE」**と表示されました。

最初は本体の故障も心配しましたが、確認すると保護用ヒューズが溶断していました。

IR4052-50には低抵抗測定回路を保護するためのヒューズが使用されています。

使用されていたヒューズを確認

本体からヒューズを取り外して、記載されている内容を確認しました。

【写真:IMG_3138 SIBA FF500mAの表示】

ヒューズには、

SIBA
FF 500mA

と記載されています。

反対側を確認すると、

【写真:IMG_3139 DMI 1000V・70 172 40の表示】

DMI 1000V
70 172 40

と記載されています。

そのため、今回は購入時からIR4052-50に取り付けられていたものと同じ仕様のヒューズを探して購入しました。

今回使用したのは、

SIBA FF500mA 1000V(70 172 40)

です。

一般的なガラス管ヒューズとは仕様が違う

見た目だけを見ると普通の管ヒューズにも見えますが、IR4052-50には測定器の保護に適したヒューズが使用されています。

主な特徴は以下のとおりです。

FF 500mA

「FF」は超速断タイプを表しています。

異常な電流が流れた際に素早く溶断し、測定器の回路を保護するためのヒューズです。

1000V

このヒューズは1000Vの電圧定格となっています。

一般的に見かける250V定格などのヒューズとは電圧定格が異なります。

セラミック管・高遮断容量タイプ

異常時に発生する大きな電流を安全に遮断することを考慮した構造になっています。

そのため、

「500mAなら何でもいい」

というわけではありません。

交換する場合は、電流値だけではなく、電圧定格や遮断特性なども含めてメーカー指定の仕様を確認する必要があります。

私はもともと取り付けられていたヒューズの表示を確認し、同じものを購入しました。

ヒューズはIR4052-50本体の裏側にある

IR4052-50のヒューズは、本体裏側にあります。

【写真:IMG_3140 本体裏側の蓋を開けた状態】

裏側の蓋を開けると電池が入っています。

ヒューズはその電池の横に取り付けられています。

【写真:IMG_3141 ヒューズ部分のアップ】

交換する場所が分かれば、それほど難しい作業ではありませんでした。

※ヒューズを交換する際は測定コードを測定対象から外し、電源を切った状態で行います。交換方法についてはメーカーの取扱説明書を確認してください。

新しいヒューズに交換

溶断したヒューズを取り外して、購入した新しいヒューズに交換しました。

今回購入したのは、先ほど紹介した

SIBA FF500mA 1000V(70 172 40)

です。

同じようなサイズのヒューズでも仕様が異なるものがあるため、交換する際は型番や仕様を確認した方が安心です。

交換するとFUSE表示が消えた

新しいヒューズを取り付けて、IR4052-50を低抵抗測定に切り替えてみます。

【写真:IMG_3142 交換後のIR4052-50】

交換前に表示されていた「FUSE」の表示が消え、通常の低抵抗測定画面に戻りました。

これでヒューズ交換は完了です。

最後に導通を確認

ヒューズを交換しただけではなく、実際に測定できることも確認しました。

【写真:IMG_3143 測定コードを使って導通確認】

測定コードを使用して導通を確認したところ、問題なく測定できました。

本体にも異常はなく、ヒューズ交換によって無事に復旧しました。

予備のヒューズを持っておくことにしました

今回ヒューズが溶断したことで、IR4052-50の低抵抗測定回路に使用されているヒューズについて調べる機会になりました。

使用されていたのは、

SIBA FF500mA 1000V(70 172 40)

でした。

現場で使用する測定器なので、必要なときにヒューズが切れて使用できないと困ります。

今回購入したものは複数本入っていたため、残りは予備として保管しておこうと思います。

IR4052-50を使用していて、

「FUSEと表示された」
「低抵抗測定ができなくなった」
「交換するヒューズが分からない」

という方の参考になれば幸いです。

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