年次点検のリレー試験で使用している自作のシャント線を紹介します。
私は年次点検の際に、黒、白、赤、緑、黄、青の6色を各2本ずつ作成して持ち歩いています。
【写真:シャント線を入れているバッグ】

普段は年次点検応援用のバッグに入れて持ち歩いています。
【写真:カラビナでまとめたシャント線】

シャント線は色ごとに管理しやすいようにカラビナでまとめています。
使用している色と用途は次の通りです。
- 赤:電圧線
- 緑:アース線
- 青:電流線(KT)
- 白:電流線(LT)
- 黒×2本:補助電源
- 黄×2本:トリップ回路
すべて同じ色でも使用できますが、色分けしておくことで配線の識別がしやすくなり、誤配線防止に役立っています。
応援の年次点検など作業時間が限られている現場では、配線確認の時間短縮にもなっています。
【写真:シャント線全体】

シャント線はパワークリップとワニ口クリップをIV線で接続して作成しています。
私は黒、白、赤、緑、黄、青を各2本ずつ準備しています。
使用頻度はそこまで高くありませんが、現場に持ち込んだ機材だけでは対応できない時に活躍します。
主な用途は次の通りです。
- リレーのバック端子へ試験配線を接続する時
- 試験時に短絡が必要な箇所へ接続する時
- スタークリップが接続できない箇所の中継
【写真:パワークリップのアップ】

以前は両端がワニ口クリップのシャント線を使用していました。
しかしリレー試験を行う際、バック端子にワニ口クリップでは接続しにくいことがありました。
そこで片側をパワークリップに変更したシャント線を作成しました。
これによりバック端子への接続がしやすくなり、配線作業が楽になりました。
パワークリップとワニ口クリップはマルツオンラインで購入しました。
電子部品や配線材料を取り扱っている通販サイトで、シャント線の材料集めにも便利です。
マルツオンライン
https://www.marutsu.co.jp/
【写真:測定器のスタークリップ】

リレー試験機によっては大きなスタークリップが採用されているものがあります。
このようなクリップは保持力が高く便利ですが、リレーのバック端子には大きすぎて接続できないことがあります。
【写真:測定器の配線にシャント線を接続した状態】

このような場合はシャント線を中継して接続しています。
スタークリップを直接接続できない箇所でも簡単に配線できるため、試験準備の時間短縮につながります。
私は毎年応援で参加している年次点検の現場で、作業時間短縮と誤配線防止を目的として導入しましたが、結果として非常に便利でした。
【写真:使用しているカラビナ】

使用後はカラビナでまとめて収納しています。
員数確認がしやすく、持ち運び中にバラバラになることもありません。
小さな工夫ですが、年次点検の準備や片付けを楽にしてくれるので気に入っています。
写真のものはこちらのものでサイズは#4です。
シャント線は使用頻度こそ高くありませんが、現場で「あと少し配線が届かない」「クリップが大きくて接続できない」といった場面で役立ちます。
特にリレー試験を行う機会が多い方にはおすすめの自作工具です。


